カバマンダver1.1

・コンセプト

カバルドン＋ボーマンダを軸とし、

1クッション＋対面(積み)の動きをすることで、

ミミッキュやカプ・テテフなどの強力なポケモンに対して「受ける」という選択肢を排除し、攻撃的なポケモンを多数採用することでPTパワーの底上げを図った

・配分意図等

カバルドン＠混乱実orオボン　

212-132-169(↑)-/-112-67

じしん/あくび/ふきとばし/ステロ

HD：222シャドーボールZ耐え

HB：197冷凍パンチ＋アイアンヘッド耐え(ヘッド→ヘッド→冷pだと混乱実が丁度発動せず落とされる)

最低限のHDラインを確保しておくことで、電気やゲンガーなどに対してもクッションとしての役割を果たすことができ、このPTの意図とする”1クッション”という役割を考えてもHBより出せる範囲が広がるHDベースの配分が好ましいと感じる。

追記：212-156-124のラインで半減実を持たせるのも強い

ボーマンダ＠メガストーン　

193-191(↑)-151-/-111-172

おんがえし/龍舞/身代わり/羽休め　

A：131-100ミミッキュ確定　

S：準速

残り耐久

ミミッキュを抜けないことによる立ち回りのブレや、ガブリアスに隙を見せると崩されかねないので、上を取れるHSベースの配分

しっくりこなければHDでもいいかもしれない

ミミッキュ＠ミミッキュZ 

131-142-100-/-125-162(↑)

じゃれつく/ドレパン/影うち/剣舞

入れ得ポケモンと信じて採用　

ガルーラ＠メガストーン　

191-176(↑)-121-/-144-135 

おんがえし/炎のパンチ/岩石封じ/グロウパンチ　

HD：211晴れオーバーヒート耐え　

S：70族＋1　

A：恩返し→147-88ゲッコウガに対しての瀕死率94,85% 

     135-101キノガッサに対して68,07％

ゲッコウガ、リザードンなどが初手に居る場合のケアとして採用　

ガルーラ→ミミッキュ→○○というリレーがベストだったが、神剣ではその枠の役割を担えなかったので十分な性能を発揮できなかった

カミツルギ＠拘りスカーフ　

161-234(↑)-152-/-58-148

リフブレ/スマホ/聖剣/辻斬りor叩き　

A：聖剣で無振りメガルカリオ、メガバンギラス確定

　 辻斬り→B4メガメタグロスに対して82,8%の乱数2発

HD：155一致冷凍ビーム耐え　

S：控え目カプ・テテフ抜き　

繰り出し性能抜き性能に優れ、

カバルドンで全体を荒らした後にボーマンダと合わせて抜きとして使うのが一番強さを発揮できる

速いポケモンのスカーフはやはり優秀だと感じた

ウルガモス＠草Z

175-/-86-202(↑)-128-138　

炎の舞/ソーラービーム/めざ地/蝶舞

C：草ZでHDカバルドン乱数93,8% 

S：+1で135族抜き　

HD：Zガルドに対して蝶舞から入った場合、

シャドボZ+影うち高乱数耐え(105~124+45~54)

カバルドン＋ルカリオの並びや、初手に呼びやすいゲッコウガ以外の水タイプを誘い倒す、ヒードランでウルガモスを見ているタイプの構築を崩すなど、面白い性能を持っていると感じ、採用に至った

・ 語り手コーナー

 カバルドン＋ボーマンダ＋1、という選出はボーマンダが苦手とする電気の絡む選出や、受けポケモンに対してカバルドンを投げることで、カバルドンの試行回数を増やす→スリップを全体に入れることでこちらの圏内まで押し込む、耐久ラインを崩すことが可能である　というのがこのPTの強みである。

このPTの主軸であるカバマンダという選出に必要なものは何か？という問題についてだが、先発要員　まずこの一点に尽きる　

カバルドン、ボーマンダそれぞれ先発性能は全然悪くない、特にカバはHDベースな為安定しやすい　しかし、この構築のコンセプトは「サイクル中盤でのカバルドンの強さ」であることから、初手に置きにくい　

ボーマンダ→カバルドンの動きが成功しやすそうな相手であればボーマンダも悪くないが、カバルドンが初手に呼び込むポケモンに大体有利が取れず、相手にポリ2やカバルドンなど受けポケモンがちょろっといるだけでアドバンテージが稼ぎにくい

それどころか、進化してしまうことで「いかく」という起点無しで積める固有アドバンテージや、積みに対してのケア性能まで失ってしまう　ボーマンダは進化させないで後手から展開することが一番強い動かし方である。(しかし、例外も存在する)

この点を踏まえ、一番欲しい性能はどちらも先発に置かず、出し勝てる先発ポケモン

候補に挙がっているのは

ゲッコウガ、ウルガモス、カミツルギ、ギルガルド、その他Z群は無限の可能性を秘めているので候補であるのは間違いない　

ミミッキュがなぜ上位候補に入らないかというと、ミミッキュも初手に出すより2体目3体目のほうが強いから、初手に置いて強い呪いタイプでの採用も考えなくもないが、サポートであるカバルドンとの同時選出ができなくなる点が構築の強さを下げる可能性があるからである。　使って分かったが、単体性能の高さとPTの噛み合いが悪い場合はどんなに強くとも採用しにくい　故にこのコンセプトで行くと、ミミッキュは入らない。

気分でころころ考え方が変わるので何とも言えないが、

理想的なのは初手におけるポケモンの増加　

そこからZ＋メガ＋α(カバルドン以外)であったりという裏選出が付いてくること

PT全体が基本コンセプトに対しての採用であること　

これを目指して組んでいきたい。

ガルーラに対し触れていないが、ガルーラはコンセプト上のクッション＋2の選出から外れ対面*3の選出を強いられてしまうので完成系には入らないと考えている。