S7:カバマンダ
命中が比較的安定していて且つ強力な性能を持つカバルドン+ボーマンダをベースに構築をスタートした
反省点は自分の構築における命中率を気にしすぎ、実践で起こる運負けについて机上で考えることができなかったこと
→個人的な見解としてはボーマンダが苦手な電気、高耐久数値受けポケモンに対しカバルドンを投げカバルドンの試行回数を稼ぎ全体を削り、ボーマンダ+1で相手を押し切る半積みサイクル的な動きを理想とする構築
・個別紹介
カバルドン@オボンの実
腕白:212(228)-132-156(28)-/-124(252)-67
じしん/あくび/ステルスロック/吹き飛ばし
HB:ボーマンダの捨身タックルオボン込み2耐え、龍舞捨身タックル確定耐え
HD:リザードンYの211めざ氷→大文字の流れを高乱数耐え(~218
初手性能、繰り出し性能両面に優れるが、初手に出した時の事故率が相手依存なのが否めず。
ボーマンダ@メガストーン
意地っ張り:197(212)-194(92)-151(4)-/-113(20)-163(180)
おんがえし/りゅうのまい/はねやすめ/みがわり
A:131-100ミミッキュ確定、ステロ2回+恩返しで155-121ミミッキュ乱数75%
ステロ+1舞恩返しで183-116ガブリアス確定
HD:211めざ氷14/16耐え
S:最速ミミッキュ+1
100族を抜けない弊害もあるが、このポケモンはどこに振っても絶妙に色々な乱数をずらすことができるので、必要最低限のSに留め残りを要所の乱数を上げる欲張り配分とした。
カプ・コケコ@混乱実
臆病:168(180)-121-106(4)-120(36)-107(92)-192(196)
HD:「ひかりのかべ」状態でギルガルドのZシャドーボール+シャドーボール確定耐え
C:EF10万で157-116メガクチート確定2発
B<D(DL対策)
ポリゴン2+クチートの並びやキノガッサ+ミミッキュのような対面でガンガン殴ってくるPTを止める為に採用。その他に地面に対し「リフレクター」+「とんぼがえり」で襷を潰したうえでゲッコウガを降臨させるような動きも強力である。
初手に来たギルガルドに対しては特殊読みで光の壁から入る(物理が初手だしされたことは無い)
ギルガルド@ゴーストZ
167(252)-63-171(4)-100(164)-172(12)-90(76)
シャドーボール/かげうち/どくどく/キングシールド
C:157-116のメガクチートを「Zシャドーボール」で確定
S:同族付近を意識
B<D
Cを最低限まで落としミラー性能を高めた配分
相手のギルガルドに打点のないボーマンダを使っているとどうしてもギルガルドがきつくなってしまうので、ミラー時引かないと割り切れるようにSに割いている
ギルガルドの型に関してだが、剣舞鋼Zが認知され通りが前ほど期待できなかったことから通した時の一匹持っていきやすいゴーストZとした(この枠は通りが良ければなんでもいいと考えている)
ゲッコウガ@水Z ※激流
臆病:147-/-89(12)-154(244)-90-191(252)
B:身代わり3回後メガメタグロスのバレットパンチ15/16耐え
C:非激流「ねっとう」+激流「ハイドロカノンZ」で191-117ポリゴン2に対し190~
水技と攻撃面で相性補完の取れる冷凍ビームを採用した激流ゲッコウガ
激流での水手裏剣は非常に優秀な技であるが、カミツルギが相手のボーマンダを呼ぶことを考えてもれいとうビームは切ることができずこの構成に落ち着いた。
ちなみに激流水Zの火力はD130のポケモンに対しダメージ201~程度
意地っ張り:145(84)-224(20)-152(4)-/-83(252)-148(148)
リーフブレード/スマートホーン/せいなるつるぎ/はたきおとす
A:余り
S:控えめカプ・テテフ抜き
この構築のエース
Dに割くことでアシレーヌやカプ・レヒレなどをタイプ受けできる他、テテフのサイキネやゲッコウガのれいとうビームも耐えることができるようになり、出落ち率が大きく下がる(=カバルドンの初手選出率UP)。
また、叩き落とすは辻斬りと選択であるが、Zやメガストーンが多くいる7世代では打点が望めないことも多い代わりにスカーフで抜き切る弊害としてある木の実、輝石、ゴツメなどの耐久系アイテムを叩けるのは大きな利点であると感じるので叩きを選択している。
私事
今期は7世代で一番本気で取り組んだシーズンであり、
PTも自信がありましたが結果は惨敗。
しかし、本気で取り組んだだけあって最終日はとても楽しいものだったので、来シーズンも可能な限りプレイしていきたい。